PATH THROUGH THE FOREST

レイト60sに活動した幻のグループ、疾走感いっぱいの必殺ガレージ・サイケ・ポップ！

Jimi Hendrixの「Hey Joe」やThe Whoの「Tommy」などに関わったエンジニアにより見いだされた英サイケ・ポップ・グループ。彼らが68年〜69年にリリースしたシングル音源に、Fairport Conventionのカバー「Mr.Lacey」、Familyのカバー「Second Generation Woman」など未発表音源を加えた編集盤。混沌としていて疾走感があってキャッチーなサウンドは、Pretty Thingsの「S.F.Sorrow」あたりを彷彿とさせるマジカルなガレージ・サイケ・ポップ！特に「Path Throught The Forest」は必殺チューンで、ストレートに駆け抜けるビート、浮遊するフィードバック・ギター、深いエコーの向こうで揺らめくエバーグリーンなメロディは、ガレージ・サイケ、サイケ・ポップのファンは卒倒ものでしょう。炸裂するファズ・ギターと、サビでのファルセットが格好良すぎるキャッチーなメロディを持つ「Try A Little Sunshine」も必殺！フル・アルバムを残していれば、サイケ・ポップのディスコグラフィーには必ず載る名作となっていたでしょう。実力のある好グループです。