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廃盤。
ブルージーかつドラマチックな哀愁はまるでフロイドの『狂気』!?テクニカルなアンサンブルと濃密なメロディに満ち溢れた、珠玉のジャーマン・プログレ・ハード。
FRUMPYのKey奏者であるJean Jacques Kravetzが在籍したジャーマン・ハード/プログレ、72年録音。ほとんどが7分を超える大曲で、米国ルーツを匂わせるメロディアスかつ濃厚な楽曲が揃いつつも、歯切れよく伸び伸びとした楽器陣のアンサンブルは非常に軽やかな印象。特にテクニカルな速弾きとデイヴ・ギルモア並の泣きのフレーズを併せ持つギターの流れるようなソロは圧巻。ここぞという所で絶頂の盛り上がりを見せる展開美も相まって、まるでフロイドの「狂気」を彷彿とさせるかのようなドラマチックなプログレ・ハードを聴かせます。マイナーなれど高い楽曲完成度と演奏技術を誇るバンド、珠玉の一枚。
【カケレコ中古棚探検隊】B級なんて呼ばせない?ドイツ産マイナー・ハードに迫る!
英国にも劣らぬジャーマン・ハードのオススメ作品を、中古棚よりピックアップ!
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