オランダのプログレ・グループ、2010年デビュー作。哀愁溢れる流れるようなメロディ、分厚いコーラス、憂いのあるジェントルなヴォーカル。とにかく親しみやすいキャッチーさは特筆もの!アンサンブルも秀逸で、60〜70年代のロック&ポップス、GENTLE GIANTなどキャッチーかつ展開の鮮やかなプログレ、そして哀愁のリード・ギターなど同国FOCUSからの影響が感じられるサウンドはメロディとともに親しみやすい明快さに溢れています。北欧のグループに通じる屈折感やユーモアも印象的。メロディアスなプログレッシヴ・ロックとして一級品の逸品!おすすめです!
MOONRISE/LIGHTS OF A DISTANT BAY
ポーランド、ファンタスティックなパートとヘヴィなパートとの振幅激しいダイナミックなシンフォ作、07年作
2,490円(税込2,739円)
オランダ産プログレ新鋭特集!〜優美でメロディアスな新世代プログレをセレクト!
今やスウェーデン、イタリアに継ぐプログレ大国となりつつあるオランダの00年代プログレ・シーンを特集!
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2010年オランダ1人屈折ポップ(0 拍手)
kestrelさん レビューをすべて見る
マルチ奏者のLIONEL ZIBLATが中心。ゲスト多数だが、本人の歌、メロディが主役なので全然目立たない。オランダのグループはどう転んでもポップセンスが優れている、が私の経験則だが、ところどころ憎い展開をしてくすぐってくれるのがうれしい。ジャケットのイメージがズバリかもしれない。この音は宅録好きにはたまらないのではないでしょうか。