今や高品質なメロディック/シンフォニックロックを量産する、ファンにはありがたい存在となったポーランドから現れたメロディックロックバンドの05年デビュー作。Quidamのベーシストも参加するプロジェクトと言うことで、安心して聴けるクオリティーの高いメロディックロックとなっていますが、プログレッシブロック色はさほど高いわけではなく、哀愁のメロディーとバンドアンサンブルの上質さで聴かせる辺りは、やはりポーランドらしいです。もちろん、10分を超える楽曲の収録などプログレッシブロックの影をあちこちに残しており、Quidam直系の絶妙な落としどころで構築されたサウンドは充分にファンにアピールするものです。ゲストにはQuidamのフルート奏者Jacek Zasada、SBBのキーボーディストJozef Skrzek、そしてCamelのベーシストColin Bassも参加し、素晴らしい演奏でバンドをサポート。デビュー作にして素晴らしい完成度を誇る、必聴作です。
ポーランド産、透き通った女性ヴォーカルをフィーチャーしたドラマティックなシンフォ、94年1stと95年2ndを新規リマスターで収録した2枚組
1,790円(税込1,969円)
MOONRISE/LIGHTS OF A DISTANT BAY
ポーランド、ファンタスティックなパートとヘヴィなパートとの振幅激しいダイナミックなシンフォ作、07年作
1,832円(税込2,015円)
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