盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
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ブルーズの祭典(0 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
「フィジカル・グラフティ」の曲が多いし、「ヘイ・ヘイ・ホワット・ケナイ・ドゥ」までやっていて、選曲は渋いです。あえてツェッペリンのライブと比べられないようにそうしたのか、「フィジカル」路線をクロウズが好きだったのかは判らないです。わたしはツェッペリンでは「フィジカル」を最もよく聴く人間なので、このライブはべた褒めしたい。特に「テン・イヤーズ・ゴーン」をよくぞ演ってくれました。
ギターの音がとにかく厚いです。オードリー・フリードにリッチがいて、ジミー・ペイジ御大ですからね。ペイジからしたら、クリスに「ジミー」とコールされて、ソロだけ弾いていればよいわけだ。こたえられなかったでしょう。逆に言えば、ペイジはツェッペリンで常に二人分の音を出していたことになります。リズム感の悪い、(失礼)かな釘流のソロが出てくるとペイジ御大だとすぐ判る仕掛けです。ペイジは、シカゴ・ブルーズが好きすぎて、この弾き方しかできないんでしょうかね。
ドラムズのスティーブ・ゴーマンが立派。ボーナムを完璧にコピーしています。時々本人が叩いているのかと思います。長いので通しで聴くことはあまりありませんが、良いライブであります。