盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
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作曲が出来るドラマーなのですねぇ。(3 拍手)
黒吉さん レビューをすべて見る
演奏はSimon Phillipsのみ(Dsの他に、Key弾ければ全部出来ますって事ですね)。Jazz/Fusionとしてのこの方が聴けるアルバムです。但し、イギリス的な陰りや抒情性が見られます。
かのJeff Beckの名作「There and Back」でもTony Hymasと共作していた事を思い出させる様な、メロウな楽曲が聴かれ(但し、Tony HymasもJeff BeckもMo Fosterもいませんので、出来は異なりますが)、派手で豪快な演奏ではありませんが、非常に巧みなものが聴かれます。最後のドラムソロ曲の組み立て方で、如何にこの方が作曲能力があるドラマーであるか、何故多くのミュージシャンがこの方に頼るのか?が解ります。作曲能力を持つドラマーですから、如何に楽曲にドラマーとして貢献できるかが、理解出来るのでしょうねぇ。
「自分が提供できるものを提供するだけだから、どんな音楽性であろうとも、別に難しくは無い」とのたまわれる方です。イギリスらしいミュージシャンですねぇ。