カナダはケベック出身のグループ。04年作。アコギ、ピアノ、フルートを中心とするファンタスティックなパートを中心に、メタリックな質感のヘヴィなパートで引き締める、「静」と「動」にダイナミックなアンサンブルが持ち味。ちょっとZOMBIESのColin Blunstoneを想わせる儚く繊細な歌声のヴォーカルが魅力的。たいへんメロディ・センスに溢れたグループ。GENESIS、CAMEL、EL&Pなど、70年代の名グループを想わせるヴィンテージ色も豊か。名作。
netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』 第16回 SENSE / Going Home (Canada / 2007)
「ミュージシャンの視点からプログレッシブ・ロック作品を捉える」ことをコンセプトに、同じ時代を生きる世界中の素晴らしいプログレッシブ・ロックアーティストたちの作品を幅広く紹介するコラム。担当は、MUSEAからデビューした日本のアーティストnetherland dwarf!
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