盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 側面部に色褪せあり
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 若干折れあり
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こういう兄弟を「インテリ」と呼ぶのかも知れない(2 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
笑わせたいのか、考え込ませたいのか、よくわからないのが彼ら。スパークスを偉そうに語るには、わたし、聴いたものも持っているものも少ないです。正直なところ。おまけに80年代の終わりぐらいから、業界から完全に消えてしまい、終わったと思っていました。このところ力作を毎年のようにリリースしていて、それがまた英国で売れています。「プロパガンダ」は、「キモノ・マイ・ハウス」の次で、急に人気が出たので、いつ録音したのか記憶がない、とロン・メエルは言っています。この盤が出た頃、英国では空前のグラム・ポップのブームだったのでした。
ラッセルのフレンチ・カンカンみたいなボーカルが、いきなりゲルマン調になってしまうのが「レインフォースメンツ」。ロン・メエルのちょび髭は、チャプリンが扮したヒトラーのイメージを模しているようです。こうした遊びをやって、突然「ネバー・ターン・ユア・バック」(家に帰りたくない)のマジな歌詞です。それが時代を越える普遍価値になる。奇妙な立ち位置をとり続けている、と言わざるをえません。彼らを通しで聴いているファンのかたっていらっしゃるのでしょうか。いらしたら尊敬します。
どしゃどしゃしたビート・ポップに聴こえますが、使い捨て音楽ではけっしてありません。おすすめします。2024.01.23