SMCD(SMCD)
ガヤガヤした観客の声に程よくゆる〜くブルージーなボーカル&スライド・ギター。シカゴの酒場でまったり聴いている気分。
Shakey Vickは英ブルース・シンガー/ハーピストで、63年にChris Youldenとバンドを結成しMarqueeなどのクラブで活動をします。67年ころChris YouldenはSAVOY BROWNに加入。Shakeyも誘われたものの、経済的な事情からこれを断らざる得なかったようです。 Shakeyはメンバー交代しつつ自身のバンドで活動を続行。69年唯一作となる本作は、バーミンガムMOTHERS CLUBでのライヴ録音になります。Shakeyのハーモニカ/ヴォーカルもBruce Langmanのスライド・ギターも程よく力が抜けていて、そのゆるい雰囲気が観客のガヤガヤとした音とともに本場シカゴの酒場にいるかのような気分にさせてくれます。ハーモニカを中心としたT11「Movin' To Chicago」は、Paul Butterfield Blues Bandの65年作に収録「Born in Chicago」のインスト。英米ブルース・ロック・ファンともにお薦めです。
アルコール片手に楽しむ激渋ブリティッシュ・ブルース・ロック選
英国らしい枯れた味わいたっぷりのブルース・ロックを集めました。お酒とご一緒にどうぞ♪
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