ジミヘンよ、永遠なれ〜彼の魂を継ぐフォロワー・ギタリスト特集〜
ジミヘンの命日にちなんで、彼の魂を受け継ぐ世界のフォロワー・ギタリスト&グループの作品をピックアップいたしました。
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 若干カビあり
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
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ベースも太いがギターも極太(3 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
フュージョン路線も煮詰まった感のある80年代に突如出されたジャック・ブルースとのジョイント作。ブルースと共演すると、作曲をだいたいブルースに持っていかれてしまうのですが、ここはトロワー曲がほとんど。それが、ブリティッシュ魂をしっかり保ちながら、コンテンポラリーな目配りも出来ているのです。名人のハードロックと言いたいところです。
だいたいが、ハードロック・ファンは歪んだギターと野太いベースを聴きたいから続けているようなもの。わたしは、プロコル・ハルム時代に、トロワーのギターの良さをなかなかわからずにいました。ちまた言われるようにヘンドリックス・リスペクトだけのギタリストとは思っていません。バンドとしてのロビン・トロワーになって、少しづつトロワーのギターの多彩さを好きになっていった経緯です。
トロワーのギターの良さは、ビンテージな音色が一番だと思います。ソロの展開の読めなさでは随一でしょう。それなのにリズム感は外さない。ファンキーであり、メロディアスであり、一見相反する要素を統合してしまいます。一方のブルースも、ここではゲストに徹しています。ブルースの声とトロワーの音色を聴くだけで安心できてしまいます。