IN APRIL CAME THE DAWNING OF THE RED SUNS

美貌の速弾きギタリストの名がエイプリル（2 拍手）

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最初あまりにスゴくて、あっはっはと笑えてしまいました。3. I Can Only Love You途中からのギターソロのことです。曲の中のギターがスゴい、というんじゃなく、エイプリル・ロートンのギターの速さを見せつけるために他のふたりが付き合っているような印象です。音色はジミヘン似でありまして、ヘンドリクスの演奏を45回転で回したら（例えが古いですね…）こうなるのかもしれません。アームの使い方は滅茶苦茶です。この一曲のために購入しても後悔はしないでしょう。

ラマタムのファーストは、ミッチ・ミッチェルや元アイアン・バタフライのメンバーが参加していることで知られています。けれど、元々トミー・サリバン(vo.b.key)とエイプリル・ロートンが核となったグループだったようです。1.The Land〜Rainy Sunday Eveningは、アコースティック・ギター主体のフォークでロートンもコーラスで参加。前述のハードロックとのギャップにめまいが起きます。「星条旗よ永遠なれ」までやっています。比較するとするならば、米国ならSilvermetreやDust、英国ならベーブ・ルースでしょうか。何れにしても「何でもやってやれ」という勢いを感じさせます。（最終曲はドゥワップ）

ハードな曲はあと8.Downrange Partyと10.Push a Little（少しBBAっぽいです。）で合計3曲。あと、スリーブデザインのロートンのポートレートがもっと大きかったら、が言わずもがなです。