JOHN MAYALL & THE BLUESBREAKERS & FRIENDS/70TH BIRTHDAY CONCERT(映像)
60年代における英ブルース・ロック隆盛の立役者、03年の生誕70年記念コンサート映像、門下生のクラプトンやミック・テイラー参加
1,190円(税込1,309円)
JERZY GORKA ARTKIESTRA/DRUGIE WOLANIE
ポーランド新鋭による18年作、ラテン・フュージョンにクリムゾンやZEUHL系の緊張感をまとわせたようなユニークなジャズ・ロック作
1,690円(税込1,859円)
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
君たちはどう生きのびるか(4 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
アナログ盤本来なら9曲のところ、20曲76分も収録されています。アンジェル・エア・レーベルの方針のおかげで、ミスター・ビッグ=ディッケンのファンには彼らの録音した全ての音源が手に入るわけです。嬉しいことです…とは、なりません。ディッケン(ジェフ・ペイン)にベースのピート・クローサーのデュオ。ドラムズは打ち込みです。そのせいかデモ音源の気配がぬぐえません。曲も同じ調子で起伏がなく、彼らのコアなファンのわたしでも退屈で欠伸が出てきます。手持ちに抜けがあるのがいやで購入しました。でも、10回も聴いてないと思います。
エキセントリックな曲づくりにボーカル、やたら短気なギターにどかどかの二人ドラムズ体制。ミスター・ビッグはパワー・ポップの中で、とても変てこなバンドでした。クイーンとキンクスのいいとこ取りをしたような魅力がありました。たしかにブロークン・ホームのファースト作までは…。ところがレーベルの契約を切られたり、ツアーのどたキャン食らったりすることが常態になってしまうと、これはつらい。ディッケンに負け癖がついた気がします。2024.09.30