OZP24377(OZETA) 【2018年発売CD】
ペーパーケース仕様。
硬軟自在のテクニカルギターと室内楽調の美しいヴァイオリンを対比させケルト色も織り込んだ、スケール大きく哀愁にも富んだカナディアン・シンフォの名品。
カナダはケベック出身の新鋭プログレ・グループ、女性ヴァイオリニストを擁し4人編成となった18年作5th。ラティマーばりにエモーションたっぷりな泣きのソロからエッジの立った重量リフまで圧巻のギターをメインにテクニカルに畳み掛けるシンフォニック・ロック。なのですが、同時に全編を通じてスケール大きく雄大な流れを感じさせる音作りが印象的に響きます。その決め手となっているのが随所に現れるケルト色とヴァイオリンの存在。哀愁を帯びたケルティックなアコースティック・パートに、クラシックや室内楽の素養を発揮した格調高く流麗なプレイを重ねるヴァイオリン。テクニカルなギター主体のパートと対比するドラマチックな音の流れを作り上げており素晴らしい。「静」と「動」の展開が鮮やかに交差する構築的なアルバム構成が聴きどころとなっています。
TRK PROJECT (RYSZARD KRAMARSKI PROJECT)/BOOKS THAT END IN TEARS
ポーランド・シンフォの雄MILLENIUMのkey奏者によるプロジェクト、各曲でオーウェル『1984』/ゴールディング『蠅の王』/カフカ『審判』などを題材にした21年作5th!
2,290円(税込2,519円)
スタッフ厳選☆今週の3枚!!【2019年7月〜12月アーカイブ】
「これは聴いてもらいたい!」というカケレコメンドな作品を毎週3枚ご紹介。2019年7月〜12月に取り上げた作品はこちらでチェックどうぞ♪
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ カビあり
こちらは、THE FLOWER KINGSのTomas Bodinや、IQのMartin Orfordらのゲスト参加も特筆の06年1st。エッジの効いたギターが疾走するハードなパートと、ヴァイオリンも美しい神秘的なトラッド風パートが劇的に対比する、スケール大きくダイナミズムに富んだサウンドに惹き込まれます!
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
まだレビューはありません。