【ユーロロック周遊日記】これぞ蘇る70'sピンク・フロイド!英国の新鋭プログレユニットFREEDOM TO GLIDEの13年作『RAIN』
毎回ユーロロックの名盤をピックアップしてご紹介する「ユーロロック周遊日記」。本日は番外編として、英国の新鋭グループFREEDOM TO GLIDEの13年作『RAIN』をピックアップ☆
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 軽微なスレあり
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さらにオリジナリティが高くなった3rdアルバム(1 拍手)
yes_90125さん レビューをすべて見る
フロイドのトリビュート・バンド「DARK SIDE OF THE WALL」のメンバーによるユニット・バンドの3rdアルバム。
デビュー作「RAIN」は、まさに「WISH YOU WERE HERE」の頃のフロイドを彷彿とさせるサウンドであったが、次作「FALL」ではフロイド一辺倒のサウンドから脱却し、本作ではさらにオリジナリティが高くなっている。
とは言え、ギルモア風のギターやコーラスの使い方、そして陰りのある叙情美にはフロイドの影響を聴き取ることが出来る。
SEなども使用しながらほぼ曲間なく演奏が続く英国産らしい洗練されたシンフォニック・ロック作品で、ピアノやアコースティック・ギターの奏でるメロディーや、オーケストレーションを取り入れたアレンジも含めてとても完成度が高い。
3年周期でアルバムを発表しているので、そろそろ新作を期待して良いのかもしれない。