MPRCD089(MICIO POLDO) 【2019年発売CD】
オルガンとシンセを軸にファンタジックなフレーズを溢れさせるキーボードのプレイが眩い、広がり豊かなシンフォニック・ロックに胸が躍ります。CAMELファンにオススメのイタリアン・キーボード・トリオ!
90年代はじめから活動したプログレ・バンドEGOBANDのベーシストAlfonso Capassoを中心に結成されたキーボード・トリオ・バンド、17年デビュー作に続く19年作2nd。オルガンとシンセを軸にファンタジックなフレーズを溢れさせるキーボードのプレイが眩い、広がり豊かなシンフォニック・ロックに胸が躍ります。まるでキーボード・トリオ編成のCAMELと言えそうな、優美で少しジャジーな陰影を帯びたロマンティックな演奏が絶品で、ジャズ・ロックっぽいタイトなドラミングも初期CAMELに通じます。それにしてもこのキーボーディスト、大御所カンタゥトーレRenzo Zenobiの近作に参加する以外は目立った活動がありませんが、素晴らしい才能です。CAMELファンには是非オススメの愛すべき名作!
アルメニア伝統音楽 meets ジャズ・ロック!?ポーランドを拠点とするエスノ・ジャズ・ロック新鋭、圧巻の19年デビュー作!
2,990円(税込3,289円)
KING CRIMSON〜GENTLE GIANT〜CARAVANの間を揺れ動く「ヴィンテージ×テクニカル」プログレ!?米シンフォMETAPHORのメンバー+元ANGLAGARDのドラマーによる新鋭グループ、20年デビュー作
1,090円(税込1,199円)
ANDERS HELMERSON/END OF ILLUSION
スウェーデンのプログレ系キーボーディスト、ELP/U.K.タイプのテクニカルなキーボード・シンフォ作、82年リリースの1stソロ
750円(税込825円)
名盤『ムーンマッドネス』より出発する、キャメル・ファンにオススメしたい叙情派プログレ探求☆
キャメル黄金期を代表する名盤から出発して、世界のキャメル系叙情派シンフォを探求してまいりましょう☆
CAMEL的情景描写力に長けた繊細なタッチを見せつつ、分厚いキーボードが牽引する伊プログレらしいダイナミズムもたっぷり盛り込んだ傑作。CAMEL的叙情パートから一転、重厚ながらも目まぐるしく場面転換していくパフォーマンスは、これぞイタリアって感じで最高!
『タルカス』や『ヘンリー8世』で聴けるモーグ・シンセが堪らない!という方には、このイタリア新鋭の24年作は是非オススメ。モーグを中心とするキーボード群がエレガントに躍動する、とにかく聴いていて気持ちいいキーボード・シンフォ!
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CAMELファンにおススメというコメントに納得(1 拍手)
yes_90125さん レビューをすべて見る
CAMELを例えに出されると、ついつい手を出してしまう私です。
組曲形式で48分にもおよぶ「SUL CONFINE」と小曲「NEL CIELO」の2曲で構成されたインスト・アルバムで、これがなかなか良いです!
良質なジャズのような上品なピアノで始まる1曲目は、様々な音色のキーボードが加わり、弾き倒すようなロック調の展開があるかと思えば、クラシカルな一面もあり、とてもロマンティックなメロディを奏でます。
ほとんどの曲の作曲に携わっているキーボードのENRICO FILIPPIがバンドの音楽性を主導しているのだと思うけれど、曲の構成が見事です。
インスト・アルバムって、どうしても中弛みするようなところがあって、演奏だけで1枚のアルバムを聴き通させるというのは難しいのだけれど、そんな心配は一切不要。
キーボード・トリオ編成のグループで、ゲストのバイオリンも効果的♪
CAMEL路線ではないけれど、「CAMELファンには是非オススメ」というコメントにも納得。
このグループは初めて聴いたのですが、これが2ndアルバムということで、1stアルバムも聴いてみたいと思いました。