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SUL CONFINE

ALIANTE

MPRCD089(MICIO POLDO) 【2019年発売CD】

評価:40 1件のレビュー

オルガンとシンセを軸にファンタジックなフレーズを溢れさせるキーボードのプレイが眩い、広がり豊かなシンフォニック・ロックに胸が躍ります。CAMELファンにオススメのイタリアン・キーボード・トリオ!

「キーボード・トリオ編成のCAMEL」と言えそうなイタリアの新鋭、ファンタジックなキーボードのプレイがひたすら眩い19年作2nd

90年代はじめから活動したプログレ・バンドEGOBANDのベーシストAlfonso Capassoを中心に結成されたキーボード・トリオ・バンド、17年デビュー作に続く19年作2nd。オルガンとシンセを軸にファンタジックなフレーズを溢れさせるキーボードのプレイが眩い、広がり豊かなシンフォニック・ロックに胸が躍ります。まるでキーボード・トリオ編成のCAMELと言えそうな、優美で少しジャジーな陰影を帯びたロマンティックな演奏が絶品で、ジャズ・ロックっぽいタイトなドラミングも初期CAMELに通じます。それにしてもこのキーボーディスト、大御所カンタゥトーレRenzo Zenobiの近作に参加する以外は目立った活動がありませんが、素晴らしい才能です。CAMELファンには是非オススメの愛すべき名作!

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  • イタリア出身インスト・シンフォ・グループによる24年作4th、モーグを中心とするキーボード群がエレガントに躍動する、とにかく聴いていて気持ちいいキーボード・シンフォ!

    『タルカス』や『ヘンリー8世』で聴けるモーグ・シンセが堪らない!という方には、このイタリア新鋭の24年作は是非オススメ。モーグを中心とするキーボード群がエレガントに躍動する、とにかく聴いていて気持ちいいキーボード・シンフォ!

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レビュー一覧

評価:4 CAMELファンにおススメというコメントに納得(1 拍手)

yes_90125さん レビューをすべて見る

CAMELを例えに出されると、ついつい手を出してしまう私です。
組曲形式で48分にもおよぶ「SUL CONFINE」と小曲「NEL CIELO」の2曲で構成されたインスト・アルバムで、これがなかなか良いです!

良質なジャズのような上品なピアノで始まる1曲目は、様々な音色のキーボードが加わり、弾き倒すようなロック調の展開があるかと思えば、クラシカルな一面もあり、とてもロマンティックなメロディを奏でます。
ほとんどの曲の作曲に携わっているキーボードのENRICO FILIPPIがバンドの音楽性を主導しているのだと思うけれど、曲の構成が見事です。

インスト・アルバムって、どうしても中弛みするようなところがあって、演奏だけで1枚のアルバムを聴き通させるというのは難しいのだけれど、そんな心配は一切不要。
キーボード・トリオ編成のグループで、ゲストのバイオリンも効果的♪
CAMEL路線ではないけれど、「CAMELファンには是非オススメ」というコメントにも納得。
このグループは初めて聴いたのですが、これが2ndアルバムということで、1stアルバムも聴いてみたいと思いました。

ナイスレビューですね!