帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ ボックスに軽微な圧痕あり
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この時期から孤独の気配が出てきているような(1 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
「フレンチ・キッス」のヒットで、次のこの盤あたりまでボブ・ウェルチはシーンの寵児でした。ホール・アンド・オーツやフリートウッド・マックがアダルト化し、西海岸の音ががらがらとソフィスティケイトされていく中でのことでした。ただ、ボブ・ウェルチはずっと歪んだギターを変えませんでしたし、どこか音に骨があります。彼のルーツは、R&Bとシャンソンだと思っています。彼の書くメロディの通俗的な甘さは、シャンソンに近いとは思いませんか。
弦楽があざとかった「フレンチ・キッス」に比較すると、5.China あたりで硬いロックを聴くことができます。6. The Ghost Of Flight 401 は、実際にあった航空機事故の曲。着陸時にギアが出なかったことで大惨事になったという事故です。亡くなったクルーが、後日他の同社便の中でたびたび目撃されたらしいです。どうしてこんな不吉な曲をつくったのでしょうか。
今になって聞き直すとボブ・ウェルチの各アルバムは出来不出来の差が大きいです。わたしにとってベストは「ジ・アザー・ワン」ですが。単体では手に入らないアルバムもあって、収集するのにけっこう困る人です。天国では好きなギターを弾き続けていてもらいたいものです。