FGBG4766(MUSEA) 【2008年発売CD】
南米の秘境コロンビアより突如あらわれたシンフォ新鋭!フルートやサックスが彩る東欧プログレにも通じるメランコリー。名作です。
コロンビアから突如登場しファンを驚かせたシンフォニックロックバンドの08年2nd。ジャケットの翳りある雰囲気はデビュー作に譲りますが、本作はタイトル通り前作の延長上にあるコンセプト作であり、音楽的には確実に前作の流れを汲むものです。スペイン語の男女ボーカルは哀愁を帯びた非常に歌心豊かな雰囲気を持ち、メロウに泣きながら印象的なメロディーを奏でるギターがエキゾチックな風を運んできます。前作でも要所要所で彩り豊かに楽曲を盛り上げてきたフルート、サックスは今回も健在であり、ここぞというところで表情豊かな演奏を聴かせています。また、キーボードの音作りが洗練されすぎていない事が逆にヴィンテージな質感を楽曲に与え、辺境プログレ独特の味を感じさせます。同じ南米でもCastのような突き抜けて派手なシンフォニックサウンドというよりは、どこかしらメランコリックな鈍い輝きを放ち影のある雰囲気というのが、複雑な国内事情を持つコロンビアが作り出した国民性なのかもしれません。前作同様またしても必聴作となっており、辺境プログレッシブロックファンならずとも押さえておきたい作品です。
『太陽と戦慄』期のKING CRIMSONを彷彿させるチリ産プログレ、2010年作
ペルー出身サイケ・プログレ・バンド、02年〜10年の未発表曲集、コズミックなジャム・バンド・スタイルで聴かせる痛快な19年リリース作!
原盤は南米屈指の激レア盤、ボリビアン・ヘヴィ・シンフォの秘宝的名作、73年作!
アルゼンチンやブラジルだけじゃない!南米各国から生まれ出たロック/プログレ名盤を探求☆
アルゼンチン、ブラジルなどの大国以外にも南米には愛すべきロック/プログレ作品が存在します。その中から注目すべきアルバムをピックアップ!
南米の秘境コロンビアより突如あらわれたシンフォ新鋭!フルートやサックスが彩る東欧プログレにも通じるメランコリー。名作です。
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