225(AMPHONOTONES) 【2016年発売CD】
デジタル・リマスター。
仏EGGレーベル屈指の傑作として語られてきたのが本作。リシャール・ピナスらエルドンのメンバーが全面参加、エルドン彷彿のエレクトロニクスによるミニマル調に、スペイシーなシンセ、哀愁のギターなどが織りなす、儚さと美しさが滲むエレクトロ・プログレ名盤。
69年に設立されエレクトロ系プログレ作品を中心にリリースしたフランスのEGGレーベルより、78年に発表された唯一作。ギタリストのHerve Picartが、HELDONのRichard PinhasとFrancois Augerの協力のもと制作したのが本作で、HELDONを彷彿させるエレクトロニクスによるミニマル調の無機的なサウンドをベースに、陰鬱さの中にほのかにファンタジックな色合いを持ったスペイシーなシンセ、哀愁の旋律を奏でるギターなどが織りなす、フランス産らしい儚さと美しさが滲むエレクトロ・プログレ。EGGレーベル屈指の傑作と言われるだけあって、エレクトロ要素とユーロ・シンフォ然とした翳りある音作りが違和感なく調和を果たした名作となっています。HELDONファンのほか、PULSARあたりのスペイシーなサウンドがお好きな方にもお聴きいただきたい逸品!
プログレ黎明期のフレンチ・ロックの秘宝、MAGMAのバーナード・パガノッティ在籍、70年作!
フレンチ・プログレ代表格、79年発表の最高傑作
カケレコスタッフの日々是ロック:売れ筋の人気タイトルを中心に、哀愁ユーロ・プログレを探求!
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EGGレーベルの重要なアルバムの一つ(5 拍手)
ike333さん レビューをすべて見る
ギタリストHerve PicartがBARCLAYにデモテープを持ち込んだところ認められ、HELDONのR.Pinhas、Francois Augerの協力を得られることとなり、めでたく本傑作アルバムを完成させることができたそうです。PULSAR、WAPASSOUなどと同傾向のスペイシーで陰影のある美しさと、HELDONのミニマルミュージック的なエッセンスを明るめに組み合せた作品で、昔レコード時代に発売されたEGGレーベルの一連の作品群の中でも、重要なアルバムの一つだと思います。
(なお、盤起こしの様で、一部、クリック・クラックノイズ除去効果高すぎて本来の音も割れてしまったのではないかと思われる部分もありますが、あまり気づかない程度ですので、音質もOKだと思います。)