79年にデビュー作『JUST LIKE MASTER BATES』を残したカンタベリー出身のプログレ・バンドによる2015年作。メンバーに、名作『PSI-FI』を残したSEVENTH WAVEのKey奏者Brian Gouldが参加しているのが特筆。温かみの中にどこかシニカルさやユーモアも感じさせる英国らしいヴォーカル&メロディ、ちょっぴり狂気を感じさせるサイケデリックなヴァイオリン、気だるいフルートなど、郷愁とともにほの暗い幻想性とがごった煮となったサウンドは一筋縄ではいかない感じ。ポップなパートでの、さすが伝統の英国ポップとなるフックあるソングライティングも特筆です。カンタベリー出身のベテランらしいヒネリの効いた快作です。
CAROL GRIMES & DELIVERY/FOOLS MEETING
「英国のジャニス」と評される女性シンガーCarol GrimesとPhil Miller、Steve Miller、Pip Pyle、Roy Babbington、Lol Coxhillらカンタベリー名士たちによる幻のグループ、70年作、Richard Sinclairも1曲で参加
1,290円(税込1,419円)
ポーランド、ORGANIC NOISESのギタリストとキーボーディストによるグループ19年作、目の覚めるようにテクニカルで鮮やかなジャズ・ロック傑作!
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