AMS246CD(AMS)
紙ジャケット仕様、リマスター。
まさか、この酷いジャケ^^から、ニュー・トロルス『コンチェルト・グロッソ』ばりの物悲しく艶やかなストリングスとピアノの美旋律が溢れてくるとは・・・。イタリアン・ロックの迷盤ですね。
70年代はじめに数枚のシングルを残したバンドQUARTO SISTEMAに在籍していたティレッリ兄弟によるデュオ。DURIUMレーベルより75年にリリースされたアルバム。オープニングからまるでニュー・トロルス『コンチェルト・グロッソ』ばりの物悲しく艶やかなストリングスとピアノの美旋律が溢れてびっくり。2曲目でヴォーカルが入りますが、パーカッシヴなアコギをバックにした哀愁たっぷり、時にセンチメタルな語りも入るヴォーカルはフォルムラ・トレも彷彿させます。管楽器や女性コーラスが入ると、ジャケのイメージに通じる場末感も漂ってきて、各曲ににじむ情感はまるで映画のようです。酷いジャケ^^とともに、70年代イタリアン・ロックの迷盤であり秘宝と言える好作品です。
クラプトンへの楽曲提供でも知られるいぶし銀のSSW、72年作ソロ、ニッキー・ホプキンスが全面参加、最上級のリリシズムを聴かせる傑作
2,190円(税込2,409円)
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