CHROMEGOLD9001(CHROME GOOLD)
Leon Russellが主宰するレーベル「Viva」から68年にリリースされたシスコ・サイケの隠れ名盤と言えば?
サンフランシスコのサイケ・ロック・トリオ。本作は、Leon Russellが主宰するレーベル「Viva」から68年にリリースされた彼らの唯一作。プロデューサーはBREADのJames Griffin。もうとにかくキレのある演奏も楽曲センスも素晴らしく、トリオが産み出すタイトなグルーヴが最高にカッコいい大傑作!スワンピーなガレージ/ハード、ブルージーなファズが嘶くヘヴィ・サイケ、夢見心地なサイケ・フォークなど、一口では括れない多様な楽曲群で構成されながら、そのいずれもが名曲の域。ビートルズ〜英レイト60sサイケが影を落とす、胸を掻きむしられるような歌メロの美しさも秀逸です。こんなに素晴らしいグループなのに、惜しくも本作で解散。その後メンバーの二人はSHAKTI等で知られるタブラ奏者=Zakir HussainとSHANTIを結成するそうです。
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傑作(1 拍手)
2さん レビューをすべて見る
一曲一曲の出来がよく、起伏に富み、順番も完璧です。全員息のあったビートルズというか、バランスのいいモビー・グレープというか、とにかくひとつのアルバムとしてこれほど完成度の高いものは珍しいのではないかと思います。