FGBG4926(MUSEA) 【2013年発売CD】
新鋭の作品というより、70年代〜80年代初期に録音された発掘音源と言った方がしっくりきますね〜。バンコやレ・オルメのファンは心躍ること間違いなしなヴィンテージ臭ぷんぷんの伊プログレ快作っ!
88年に結成され、01年にデビュー作をリリースしたイタリアの新鋭プログレ・グループ。P.F.M.のドラマーFRANZ DI CIOCCIOの目に留まり、P.F.M.の前座に起用され、2003年には彼らのツアーにも同行した実力派。2013年の2nd。硬質なタッチのバッキングがバンコを彷彿させるクラシカルなピアノと、絶えず鳴らされるアコギのストローク。そこにたおやかに鳴らされるフルート。ここぞでは、エレキが繊細かつ緊張感あるタッチでスリリングなフレーズを紡ぎ、レ・オルメばりにオルガンが荘厳に鳴り響きます。情感たっぷりの伸びやかなヴォーカルもこれぞイタリアと言える味わい。新鋭の作品、というより、70年代〜80年代初期に録音された発掘音源、と言った方がしっくりくる、往年のイタリアン・ロックへのオマージュに溢れたヴィンテージテイスト溢れるサウンドが印象的です。バンコ、レ・オルメあたりのファンは間違いなく楽しめる名品。
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