201310(FESTIVAL-MUSIC)
あのTANGENTのメンバーとしても知られるイギリスのマルチ奏者なんですが、この13年作、英国の森の奥深くで奏でられるような幻想的かつデリケートな叙情サウンドがたまらない逸品♪
クラシカルで静謐なピアノ、柔らかなトーンのキーボード、リリシズム溢れるフルート、MANNINGによるジェントルで優しげなヴォーカルが織りなす英国の森の奥深くで奏でられるような幻想的かつデリケートな叙情を湛えたサウンドが特徴です。イアン・アンダーソン風のヴォーカル&フルートをフィーチャーしたジェスロ・タルばりのブルージー&ハードな楽曲や、ピンク・フロイドのようなスタイリッシュで映像喚起的な楽曲を織り交ぜるなど、硬軟の起伏に富んだ構成も見事。ラストの幻想的なストリングスをフィーチャーしたドラマティックなナンバーまで、流れるように聴かせます。英国ならではの陰影ある幻想美とトラッドの温かみ&気品とがブレンドした情緒豊かな名品です。
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