新鋭英シンフォ・グループ、13年デビュー作。タイトで心地よい抜けの良さを持つドラムとよく歌うメロディアスなベースによるリズム、歯切れのいいアコギやマイルドに広がるオルガンによる、瑞々しい輝きを放つ一音一音が折り重なるようにして奏でられるアンサンブルが美しいシンフォニック・ロックを演奏。全体にアコースティカルで柔らかなサウンドの中に鋭く切れ込んでいくエレキギターも耳に残ります。リズムがスピード感を増しダイナミックに展開するパートではそのエレキギターが前面に出てテクニカルで流麗なソロを披露し、硬軟自在のメリハリのある構築性で一気に聴かせる演奏も見事です。クールな表情とエモーショナルな情感とが共存する男性ヴォーカルの歌唱も特筆。美しい音が幾重にも重なり幻想美を描いていくような独特のサウンドが素晴らしい力作!
英シンフォの新鋭CUSTODIANの13年デビュー作『NECESSARY WASTED TIME』
英シンフォ・シーン期待の新鋭バンドCUSTODIANによる13年デビュー作『NECESSARY WASTED TIME』がリリース!
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