南アフリカの新鋭メロディアス・ロック・バンド、13年作。ストリングスとパッションみなぎる男女ヴォーカルをフィーチャーしたメロディアスで壮大なサウンドが特徴。そそり立つように分厚いストリングが吹き荒れる中を、重厚なリズム、ザクザクと突き進むギターがロックの躍動感を与え、深みのある男性ヴォーカルとドラマティックな表現力に長けた美声女性ヴォーカルがこれでもかとロマンティックに歌い上げるスタイルは、なんとも個性的。熱い男女ヴォーカルによるデュエットをフィーチャーしたサウンドは、ハンガリーのKORMORANを連想させます。ストリングスと男女ヴォーカルが織りなす、映画の一場面を切り取ったかのような雄大で劇的なサウンドに圧倒される一枚です。
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