HAPPY THE MANの中心メンバーであるFrank Wyatt(Key&Sax奏者)とStanley Whitaker(G/Vo)によるグループ。本体HAPPY THE MANは、77年と78年に米プログレ屈指の名作を残した後、04年に再結成して復活作をリリースしたものの、なかなかメンバーが揃って活動を継続することができなかったため、創作意欲に溢れたFrankとStanleyが結成したのがOBLIVION SUNです。本体の音楽性を受け継いだ07年のデビュー作に続き、12年にリリースされた2ndが本作。細やかなタッチで精緻に紡がれるギターとキーボードが織り成すファンタスティックな音世界が印象的で、HAPPY THE MANの78年の名作『CRAFTY HANDS』の叙情美と構築美をそのままに、現代的なダイナミックなサウンドで甦らせた、と言えるサウンドに仕上がっています。ハートウォームな歌声とリリカルなメロディも特筆。これは、メロディアスなプログレのファンは必聴と言える名品です。
MOONRISE/LIGHTS OF A DISTANT BAY
ポーランド、ファンタスティックなパートとヘヴィなパートとの振幅激しいダイナミックなシンフォ作、07年作
2,490円(税込2,739円)
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