BWR148(BLACK WIDOW)
この伊新鋭、サバスの影響色濃いおどろおどろしいヘヴィ・パートとメロトロンほとばしる哀愁パートとの落差がもう強烈!この静と動の激しい振れ幅はオザンナにも比肩する!?
イタリア出身の新鋭ヘヴィー・プログレ・バンドによる12年作。ブラック・サバスからの影響を感じさせる、引きずるように重たいギターと闇の中でぎらりと光るような鋭いトーンのオルガンを主体としたおどろおどろしきヘヴィー・プログレ。リズム隊の強迫的なまでのパワフルさも相まって、なぎ倒すように進んでいく重戦車級アンサンブルは強烈という一言に尽きます。一方で叙情的な場面では、何事もなかったかのようにリリカルかつ泣きも効かせた情感豊かな演奏を披露しているのもまた印象的で、この落差は伊ヘヴィー・プログレの大家オザンナを彷彿させるほどのもの。重々しく凶暴なギターリフとメロトロンを交えた哀切のアンサンブルとが交互に訪れる場面など、静と動を巧みに行き交うサウンドは一聴の価値あり。
キーボード・トリオ編成のハード・ロック・グループ、レインボーがカバーした「Black Sheep Of The Family」収録の70年作、オルガンの響きがこれぞブリティッシュ!
2,690円(税込2,959円)
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