DEREK & THE DOMINOS/LAYLA AND OTHER ASSORTED LOVE SONGS
クラプトンがデュアン・オールマンやデラニー&ボニー&フレンズのメンバーらと結成したバンドによる70年唯一作、ロック史に刻まれた不朽の名盤!
750円(税込825円)
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1. アラウンド・ザ・ワールド・イン・ア・デイ |
2. ペイズリー・パーク |
3. コンディション・オブ・ザ・ハート |
4. ラズベリー・ベレー |
5. タンバリン |
6. アメリカ |
7. ポップ・ライフ |
8. ザ・ラダー |
9. テンプテイション |
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 折れあり、カビあり
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
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彼のライバルは、リトル・リチャードかジミ・ヘンドリックス(1 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
本当なら、プリンスのプロフェッショナルな聞き手ならば、「パープル・レイン」でなく、この「アラウンド・ザ・ワールド」のほうを重要視すべきだ、と確信的に書きたいところ。残念ながらわたしは、そんなにプロの聞き手でもなく、阿呆のように「ラズベリー・ベリー」でよだれを垂らす様な一ファンに過ぎません。しかし、この大作を真面目に的確に表現しているレビューもなくて誰か書いてくれんかな、と正直思っています。
「パープル・レイン」から間を置かずリリースされた作で、それもそのはず、同時並行で制作されていたとのことです。もっとも彼の死後、リリースされていない録音が膨大にあり、それらを出すことは不可能に近いという情報が明らかになったぐらいです。コンセプトの異なるアルバムをつくることなんて、彼にとっては普通のことだったんでしょう。このレコードは、60年代の西海岸やブリティッシュ・ビートを昇華したつくりになっています。
わたしの考えるプリンスは、ラジカリズムの肯定。または宗教化と言っていいかも知れません。従来のジャンルを焼き直すことを潔しとせず、自分の中でだれもトライしていない音はないかと探し、それを具体化する。「ポップ・ライフ」や「ペイズリー・パーク」という極上のポップがある一方で、ヘビーな自己告白「テンプテーション」もある、という巨大な不可知レコードであります。