デンマークのマルチ・インストゥルメンタル奏者のRobin Taylor率いるプログレ・グループ、2012年作。力強くタイトなリズム隊と重厚なリズムを刻むギターによる初期クリムゾンを彷彿させる荘厳なアンサンブルを基本に、ヴィンテージなトーンのハモンド・オルガンやピアノがからみ、その上を、サックスが時にVDGGのように低く垂れ込め、時にクリムゾン『アイランズ』のように寂寥感漂うジャジーなメロディを奏でる、というスタイル。全編インストですが、変拍子によるキメのパートを効果的に挿入する展開としっかりとしたテーマのメロディによって飽きさせません。サウンドは、ヴィンテージ臭ぷんぷん。初期クリムゾンやVDGGのファンは是非!
ALUSA FALLAX/INTORNO ALLA MIA CATTIVA EDUCAZIONE
イタリアン・シンフォ、74年作、PFMに通ずるリリシズムとダイナミズムを備えた名作
1,290円(税込1,419円)
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