EL&P(EMERSON LAKE & PALMER)/RETURN OF THE MANTICORE
CD4枚組のボックスセット、ELPのデビューからのほぼ全ての代表曲を網羅した全40曲
1,270円(税込1,397円)
アーティスト名と曲名を元に、CDデータベースから曲目を自動取得しています。ボーナス・トラックなどが反映されず、実際のCDとは曲目が異なる場合がございます。ご了承ください。
1. Wait (Single/LP Version) |
2. "Ice Breaker [For The Big ""M""] (LP Version)" |
3. Cruisin' For A Love [Live Album Version] |
4. Hard Drivin' Man (LP Version) |
5. Serves You Right To Suffer (LP Version) |
6. Homework (LP Version) |
7. First I Look At The Purse (LP Version) |
8. What's Your Hurry? (LP Version) |
9. On Borrowed Time (LP Version) |
10. Pack Fair And Square (LP Version) |
11. Sno-Cone (LP Version) |
12. I Don't Need You No More |
13. Whammer Jammer |
14. So Sharp |
15. The Usual Place |
16. Gotta Have Your Love |
17. Looking For A Love |
18. Gonna Find Me A New Love |
19. Cry One More Time |
20. Floyd's Hotel |
21. It Ain't What You Do [It's How You Do It !] |
22. First I Look At The Purse |
23. Homework |
24. Pack Fair And Square |
25. Whammer Jammer |
26. Hard Drivin' Man |
27. Serves You Right To Suffer |
28. Cruisin' For A Love [Live Album Version] |
29. Looking For A Love |
30. [Ain't Nothin' But A] House Party |
31. Make Up Your Mind |
32. Back To Get Ya |
33. Struttin' With My Baby |
34. Don't Try To Hide It |
35. Southside Shuffle |
36. Hold Your Loving |
37. Start All Over |
38. Give It To Me |
39. Did You No Wrong |
40. I Can't Go On |
41. Lay Your Good Thing Down |
42. Tha'ts Why I'm Thinking Of You |
43. No Doubt About It |
44. The Lady Makes Demands |
45. My Baby Don't Love Me |
46. Diddyboppin' |
47. Take A Chance [On Romance] |
48. Chimes |
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯中央部分に若干色褪せ・軽微な圧痕あり
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 一カ所ケースツメ跡あり、その他は状態良好です
帯【無】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯無、軽微なカビあり
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 若干黄ばみあり
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ロックに飽きてR&Bに行こうとしている人へ(0 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
「ファースト」
タフで泥臭いのに明るさを失わないブルーズ・ロックです。バターフィールド・ブルーズ・バンドやキャンド・ヒートが求道的な匂いを漂わせているのと対照的に、エンターテインメントの楽しさにあふれたデビューです。おそらくスタジオ・ライブ一発録りに近いでしょう。33分11曲を18時間で仕上げたそうです。
カバーしているのが5. Serves You Right To Suffer(ジョン・リー・フッカー)、6. Homework(オーティス・ラッシュ)、7. First I Look At The Purse(ザ・カンターズ)、10. Pack Fair And Square(ビッグ・ウォルター)、11.Sno-Cone(アルバート・コリンズ)。どこか垢抜けたアレンジに感じられるのは、セス・ジャストマンの転がるピアノと締まりのあるリズムが理由と思います。デビュー時から都会的なソウルの香りがしています。ぐいぐいと引っ張り込まれるような魅力のある盤です。
「モーニング・アフター」
直系のブルーズ・コピーもあったファースト作と比較すると、ぐっとR&B、ソウル寄りに舵を切ったセカンド作です。彼らの音はブラスを抜いたビッグ・バンドと言えるような編成をベースにしていて、ブルーズ・ハープにしても、ピアノにしても性急なビートに合わせて乱舞します。一種脅迫的なビートにお客さんを乗せた上で、ピーター・ウルフのマシンガン・ボイスがたたみかけます。ウルフの声は特異です。打楽器のような性急さがあって、ヘタなラップより強力です。ウルフの個性を際立たせる意味合いでこのスタイルが完成したのでしょうね。
ウルフの声は激しさの中にウエットな部分が必ずあって、まるでスモーキー・ロビンソンです。
「レディーズ・インバイテッド」
73年にここまでブラック・コンテンポラリーに近づいていたロック・グループは彼らぐらいです。ここまで来るとブルーズの影なんてあまり感じられません。1曲めからベースが曲をリードすることに驚きます。ベースの巨大さ、リズムの切れがこのアルバムのテーマです。
5 No Doubt About It はリズム・パターンだけで聴かせてしまうアヴァンギャルドな曲です。ソロらしいソロはなく、全メンバーが前のめりになって走りまくるスピード感が快いです。7 My Baby Don't Love Meは、モータウンの香りがたっぷりのキラー・チューン。全部の曲がウルフ、ジャストマンのオリジナルになったアルバムでもあります。プロデュースは前作に引き続きビル・シムジク。ベース、ドラムズの立体的音像は彼の功績です。10 Chimesでは、J・ガイルズ・バンドに珍しい劇的な構成でエンディングを演出します。
「ブラッドショット」「フルハウス」
上記3枚の印象を軽く上回るのがこの2作です。彼らの本領はライブにある、とよく言われます。「ブラッドショット」は、後年の名作ライブ「ブロウ・ユア・フェイス・アウト」の元歌がたっぷり入っています。