ACLN1012CD(ACME/LION)
マイナーながら、かの映画『時計じかけのオレンジ』にも楽曲を提供している英国アシッド・フォーク・バンドといえば!?
69年にデラム・ノヴァよりリリースされた唯一作。気だるくもあり、牧歌的でもあり、格調高くもあるサウンドは、60年代後半の空気をそのまま閉じ込めたような個性溢れるサウンド。管弦楽器&弦楽器が、時に室内楽的に、時にヘロヘロ・アシッド・フォーク的に、風通し良く鳴らされています。女性2人による、どこかミスティックなヴォーカルも実に良くサウンドにマッチ。サウンドを見事に表したジャケットも秀逸。1曲目「Overture to the Sun」及び7曲目「Lighthouse Keeper」はかのスタンリー・キューブリック監督『時計じかけのオレンジ』にも使用されています。
67年に結成されたサイケデリック・ポップ・グループ、69年唯一作。ジャケからイメージされる通りのスイートなメロディの佳曲が詰まった好盤☆
1,490円(税込1,639円)
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 全面複数キズあり、紙ジャケにスレあり
マイナーながら、かの映画『時計じかけのオレンジ』にも楽曲を提供している英国アシッド・フォーク・バンドといえば!?
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Voの方向性が違ければあるいは…。(6 拍手)
あんちょびさん レビューをすべて見る
LPコレクターには「デラム・ノヴァから発表」という珍しさから珍重されるサイケポップ(?)な唯一作。
バンド自体は3人だが、弦楽・管楽器でのゲスト参加が10人以上いて随分大所帯だったりする。
楽曲自体はやたら上品だったり、オールディーズっぽかったりと節操ない音楽性。
これでVoがもう少し楽曲に合わせていればいいのだが、どの曲でもヒッピー臭いのがマイナス点。
仮にアニー・ハズラムみたいなのが歌っていたなら、単なる珍品以上の評価だったかもしれない。
余談だが、7曲目「ライトハウス・キーパー」はあの”時計仕掛けのオレンジ”に提供されている。
(アレックスが出所後に家に帰ってきた場面に流れている曲)