イタリアを代表するカンタウトーレ、アラン・ソレンティの妹ジェーン・ソレンティがヴォーカルとして在籍したグループ。74年作の2nd。美と狂気が錯乱したような荘厳なサウンドは唯一無二の個性で、それを煽るかのように感情豊かに振る舞うジェーンのヴォーカルもかなりの存在感。ジャズ、クラシック、現代音楽を無作為に放り込んだかのような暴力的なアレンジは圧巻の一言。
英国的な陰影溢れるSSW、フリップ/ピーガブ/フィル・コリンズ/ジョン・アンダーソン/リック・ウェイクマン/ピーター・ハミルら豪華すぎるプログレ人脈が参加する71年作!
890円(税込979円)
T2/IT'LL ALL WORK OUT IN BOOMLAND
70年発表、元BULLDOG BREEDのKeith Cross(g)と元GUNのPeter Dunton(ds)を中心とするブルージーかつヘヴィな英プログレッシヴ・ロック、文句なしの大名盤!
3,790円(税込4,169円)
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ややオーソドックスになったが、これも名盤(2 拍手)
ひでぽんさん レビューをすべて見る
前作に比べると、狂気の度合が若干軽減され、バンドメンバーが固定化されたこともあり、やや普通のロックぽくなりました。バンドの演奏も比較的タイトで、前作の美しさと狂気がうずまくアシッド・フォーク路線が好きな方は少し残念に思うかもしれません。
しかし、そんな中でも、ジェニーのヴォーカルは、やはりキレキレで、彼らのサウンドを普通のロックにはしていません。曲も粒ぞろいで、メロも良く、前作と並ぶ名盤となっています。