女性ヴォーカルを含む4人組ジャーマン・サイケ・ハード・バンドが73-75年に残した未発表音源をコンパイルした編集盤。もたったドラム&ベースと、主張の激しい暴走気味のファズを特徴とした若干ガレージ臭の香るサウンドに、時折気まぐれに乗っかる図太そうな声色の女性ヴォーカル。特筆すべきは、一部のサイケ好事家にはたまらないであろう、アングラ・サイケならではの煙たい響き。反響ファズが向こう側へと誘う長尺曲M6「Very Progressive」(すごいタイトル!)はジャーマン・ファンならずとも一聴の価値ありのサイケ曲です。
ノルウェー、オルガン&フルートをフィーチャーしたジェスロ・タルに通じるフォーキー&ブルージーなハード・ロック、70年デビュー作
2,190円(税込2,409円)
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