LED ZEPPELIN/HOUSES OF THE HOLY
シンセ、メロトロン、ダブルネックの12弦などを駆使し、レゲエやファンクにも挑戦するなどサウンドの幅が更に広がった73年作5th、ジョンジーのカラーを反映した深遠な「No Quarter」も印象的
650円(税込715円)
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1. ドナ・リー |
2. カム・オン,カム・オーヴァー |
3. コンティニューム |
4. クル |
5. トレイシーの肖像 |
6. オーパス・ポーカス |
7. オコンコレ・イ・トロンパ |
8. (ユースド・トゥ・ビィ・ア)チャ・チャ |
9. 忘れ去られた愛 |
10. (ユースド・トゥ・ビィ・ア)チャ・チャ(別テイク) |
11. [6//4]ジャム ※〈CDテキスト〉 |
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ ビニールソフトケースの圧痕あり、帯に小さい折れあり
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 若干黄ばみあり
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ジャズ素人、ジャコを聴く(3 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
ジャコと言えば、現在ではキング・クリムゾンのボーカリスト。あるいは、贈答用海産物を思い浮かべる人もいらっしゃいますか。わしは、釜揚げのしらすのほうが好きじゃのう、と、ぼける人もいそうです(いない。いない。)。ジャコ、ジャコとうるせえなあ。ウェザー・リポートのベースだろ。何がすげ〜の。と、ジャズを聴かないわたしは、学生の頃、ジャズ好きの友人に対して思っていました。それがジョニ・ミッチェルの「コヨーテ」を聴いて口をあんぐり開け、今に至ります。大変すまないことを申し上げていました。
あまりの才能ゆえか、晩年の彼は薬物中毒で演奏の場もなくなり、孤独に生涯を閉じています。こうなってしまうとヘタに才能に恵まれないほうが幸せなのかも知れません。1曲目の「ドンナ・リー」は、チャーリー・パーカーのバンドの持ち歌で、パーカー、マイルスそれぞれのソロを完コピしたものです。この曲だけは原曲を聴いてください。コンガだけをバックにしたジャコの演奏では、スイング具合がわかりません。欠けている音像を脳内で補ってどれだけスイングさせているかがわかる仕掛になっています。もう、ベーシストの力量を、この1曲だけで見せつけて、あとは好き放題やるというつくりになっています。
感じるのがコスモポリタニズムです。ベースを武器に全てのジャンルを統合してやろう、という野心です。パストリアスって、ギリシャ系の苗字ではないですかねぇ。ジャズの未来だけでなくて、バップへの尊敬も忘れていません。素晴らしいベーシスト・作曲家だったです。2023.07.21