アメリカのプログレッシヴ・ロック・バンド、05年2nd。幻想的なアルペジオからガリガリと攻め立てるハードな速弾きまで次々と表情を変えていくギターと、ジャズの素養を持つ繊細でミステリアスなピアノ、そしてテクニカルに躍動するシンセサイザー。憂鬱なヴォーカルにフリー・ジャズ調のピアノがそっと寄り添う沈み込むようなパートと、突如として歪んだギターと緊張感に満ちたシンセサイザーが一体となって切り込んでくるパートとの、静謐さと暴力性のコントラストが実に鮮烈に響きます。KEITH TIPPETT在籍時のCRIMSONを思わせる、へヴィな中にピアノの張りつめた音使いが印象的なシンフォニック・ジャズ・ロックや、ECHOLYNのような爽やかでスタイリッシュなロックまでが登場する多彩な作風も魅力的。現代の硬派なジャズ・ロックとしては間違いなく最高レベルにあります。お勧めです。
UNDERGROUND RAILROAD/THROUGH AND THROUGH
アメリカ、シンフォ要素とジャズ・ロック要素を併せ持つテクニカル・プログレ好盤、00年作
1,190円(税込1,309円)
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 若干カビあり
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