FGBG4111AR(MUSEA)
リズム・セクションを廃した40分間の大曲で勝負する、フレンチ・プログレの意欲作。ジャーマン・エレクトロ+チェンバー・ロックと形容できる、荘厳かつ神秘性に満ちたサウンドに圧倒されます。
CARPE DIEMらと同門となる、ANGEのマネージャーが設立したCryptoレーベルよりデビューしたシンフォニック・ロックグループの76年2nd。タイトル通りニ短調のミサ曲1曲という大曲で勝負した名盤であり、リズム隊を持たない編成と浮遊感に溢れたサウンドとなっています。キーボードとヴァイオリンを中心にしたジャーマン・エレクトロ系のチェンバー・ロック、もしくはやはりドイツのサイケデリック・フォークグループであるEMTIDIに幻想的なシンフォニック性を加味したような音楽性であり、スペーシーでクラシカルな独特のサウンドを構築しています。
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