ハンガリーのプログレ/シンフォ・グループYESTERDAYSのギタリストによる別プロジェクト。09年デビュー作。メロトロン風トーンやトニー・バンクス直系のリリカルなトーンなどファンタスティックかつメロディアスなキーボードに、クリス・スクワイアを彷彿とさせるゴリゴリ・トーンのベースが絡み、その上を繊細なタッチの歌心いっぱいのギターが柔らかに舞う。透明感のあるヴォーカルと流麗な美メロも特筆もの。変拍子を交えたキメのパートはGENESISを彷彿とさせ、たいへんドラマティック!ただベタさは全くなく、常に透き通るような格調高いリリシズムがあるのが特徴。ピアノやアコギもまた魅力的で、YESTERDAYSの時と変わらず抜群のセンス。これは素晴らしい作品です。YESTERDAYSもかなり高評価を得ましたが、本作も一級の傑作と言えます。かなりオススメの一枚。
HATFIELD & THE NORTH/ROTTERS' CLUB
Richard Sinclair/Dave Stewart/Phil Miller/Pip Pyleという鉄壁の布陣で録音された75年2nd、カンタベリー・ロックの最高峰に位置づけられる大傑作!
890円(税込979円)
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
優しく、透明感のある曲はおススメ(0 拍手)
auさん レビューをすべて見る
2曲目はgenesisのリリカルな部分を抽出した感じ。ヴォーカルに癖がない分、透明感があります。yesterdaysが好きな方が好みそうな曲もありますが、所々になされているdream theater風アレンジが(特に3曲目)災いしているように感じます。10曲目はjohn wettonに歌ってほしくなる優しい佳曲。