81年結成、ブラジルのシンフォニック・ロックグループの95年作。愛らしいメロディを奏でるフルートと柔らかな音色のキーボードを中心とした叙情味溢れるシンフォニック・ロックを聴かせます。たおやかに広がるシンセをバックにフルートがリードを取るファンタジックで夢見るようなアンサンブルは、キャメルを思い出さずにはいられない見事なもの。時おり登場する泣きのギターもアンサンブルを劇的に盛り上げます。派手な展開はありませんが、丁寧に織り上げられたアンサンブルと珠玉のメロディが詰まった良作です。
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