70年代から活躍するブラジルのグループ。06年作のデビュー・アルバム。清涼感溢れる伸びやかなキーボード、テクニカルかつ歌心溢れるギター、ゴリゴリとアグレッシヴなベース、シャープ&タイトなドラム、シアトリカルなヴォーカル。YESやGENESISからの影響が色濃い、スケールの大きなシンフォニック・ロック。スピーディー&アグレッシヴなパート、アコギのアルペジオが美しくたゆたうリリカルで穏やかなパートなど、緩急を織り交ぜたダイナミックな展開が聴き所。ベテランだけあり、テクニックもかなりのもの。名作。
FAMOUS JUG BAND/SUNSHINE POSSIBILITIES
INCREDIBLE STRING BANDのクライヴ・パーマー参加のジャグバンド1969年1ST。ジャグバンドには収まりきらない神秘性を孕んだ、ブリティッシュフォーク/フィメールフォーク名盤!
1,890円(税込2,079円)
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イエス・ファンよりジェネシス・ファンにおススメかも・・・!?(1 拍手)
yes_90125さん レビューをすべて見る
バンド名のロゴとか、石を積み上げたオブジェを中心にしたジャケットの構図は、若干ロジャー・ディーンを思い起こさせる。
さらに「イエス直系のサウンド」というようなCD評を読んでしまったので、否応なく飛びついてしまった。
正直なところ「イエス直系」は言い過ぎだが、確かにイエス寄りのサウンドで、1曲目からその傾向は明らか。
ヴォーカルはガブリエル風で、ポルトガル語で歌われているらしいが、フランスのアンジュを思わせるようなところもある。
かと思えば、情感たっぷりな歌を聴かせるヴォーカリストの守備範囲は幅広いが、その特徴的なヴォーカルは好みが分かれそうな気もする。
アコギで始まる2曲目は、イエスというよりもイタリアのシンフォ・バンドのような雰囲気の曲だし、全体を通して聴いてみると、カラフルなキーボードやアコースティック・ギターがリードするパートがとても良い。
ヴォーカルの声質なども考えると、イエス・ファンよりジェネシス・ファンにおススメなのかもしれない!