77年作の7thアルバム。「SENSATIONAL ALEX HARVEY BAND」名義ですが、Alex Harveyは参加していません。アーシーさと洗練さが絶妙に混ざりあった芳醇なブリティッシュ・ロック。
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ スレあり、スリップケース無し
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 1枚は傷多め・1枚は傷あり、盤に汚れあり、ブックレットに若干折れあり
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
SAHBと思って聴かないように!(7 拍手)
ババチョップさん レビューをすべて見る
前身TEAR GASとは違い、ALEXに出会い、良い影響を受けているメンバーが油の乗り切った時の作品だと思います。
もちろんギターは相変わらず凄いんですが、残りのメンバーもこの時は本当に良い音出してます。
ブリティシュ好きならお勧めです。アメリカンな奴等には絶対出来ない音です。
裏ジャケットも笑えます。
SAHBのユーザーなら避けて通れない(5 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
「SAHBストーリーズ」の次、77年に制作、リリースされました。ハーベイが抜けているわけは療養中だったとも、リーダー作品を準備中だったからとも言われています。仲違いでない証拠として、バックカバーにがんじがらめに縛られたハーベイの写真があります。親分からの「どうだい、お前たち4人でやってみろや」みたいなノリだったのでしょう。アレックス抜きなので「センセーショナル・バンド」もしくは「ティアー・ガス」を名乗ってもよかったでしょうに。律儀ですね。歌っているのはヒュー・マッケンナがほとんどです。
さて内容はと言いますと、SAHB史上最高のバンド・アンサンブルに思えるのです。何しろずっとこの4人でバックをやっているわけですから、お互いに気心知れています。センスも抜群のヒュー・マッケンナとザル・クレミンソンがいるわけです。1.Smoulderingは、ヒューのピアノから始まります。信じられないぐらいレンジの広さと深みのある大人のロックです。英国アングラの香りはみじんもなく、米国でセッション・プレイヤーがつくった(たとえばTOTOみたいな)バンドと言っても通りそうです。なんかこの空気をどこかで聴いたな、と思いだしましたら、エドガー・ウィンターの「ショック・トリートメント」でした。SAHBではおちゃらけているクリス・グレン、テッド・マッケンナもジェフ・ベック・グループ級に緊張感を漂わせています。
5.Big Boyは、お馴染みナザレスでクレミンソンがやった曲。ボーカルも彼です。それにしても全部の曲がいい。とろけてしまいそうです。ジャケット後列左側がクレミンソン。ふだん道化師メイクで通しているので、素顔は初ではないでしょうか。
without Alexって...(苦笑)(3 拍手)
らじおすたーの喜劇さん レビューをすべて見る
まさかCD化されていたとは!
平野和洋氏著「British Hard Rock」の気になる紹介から10年位たっているんでしょうか。「Impossible Dream」が最高傑作と思っておりまして、かなり好きなバンドなんです。ただMountain時代の作品はレーベルがニッチですから再発されていなかったような...。
カケレコ・カタログで偶然見つけて「お?」となって慌てて購入、いやぁ〜コレはイイ。1曲目から骨太・英国ガッツ溢れる展開にググッときてしまいました。英国70年代後半の「ちょっとオシャレなハード・ロック」好きな方々にはストライク!となります。いろんなことやってくれてますが、全曲に微妙に絡むKey.が大活躍。HEAVY METAL KIDSの「Kitsch」とかLONE STAR、STRAPPSの2nd当たりが好きな私にとっては、待ってましたぁ!でございました。イアン・ハンター抜きのMOTTに近いというか、あるいはハンターのソロ「Overnight Angels」の風味あり、とも云えるかな(笑)。
ジャケもオリジナル仕様ですから、ババチョップ様の書かれていらっしゃるように、手にとって大笑いしましょう。
ということで次作の「Rock Drill」も出せ!
Tommy Eyre がKey.やってるんだろ?