ドイツのシンフォニック・ロック・グループ、09年作に続く2010年2nd。GENESIS直系の前作に比べ、管楽器によるカンタベリーを彷彿とさせるジャズ・フィーリングやミニマルで無機的なエレキをフィーチャーするなど、グンと洗練された印象。前作で印象的だった人懐っこいメロディは健在で、『おせっかい』あたりのPINK FLOYDやCARAVANのポップ・ソングを彷彿とさせるようなメランコリックなヴォーカル&メロディが秀逸。Peter Gabriel、Peter Hamillなどを連想させるセンシティブでシアトリカルなヴォーカルも良い感じです。曲によって、「Adrian BrewがKING CRIMSONではなくGENESISに入っていたら!」といったキャッチ・コピーが頭に浮かびます。前作に引き続き、繊細に作り込まれた好作品。
YESTERDAYSのリーダーが加入した21年作。冒頭の『Trick Of The Tail』のタイトル曲のような格式と愛らしさが同居するサウンドで早くも胸がいっぱいになります。ちょいガブリエル似のヴォーカルも含め、GENESISとの適度な距離感がいいなぁ。
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
YESTERDAYSのリーダーが加入した21年作。冒頭の『Trick Of The Tail』のタイトル曲のような格式と愛らしさが同居するサウンドで早くも胸がいっぱいになります。ちょいガブリエル似のヴォーカルも含め、GENESISとの適度な距離感がいいなぁ。
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