RMED00196(RENAISSANCE)
2枚組。
曲はポップだけど、元マンダラバンドの腕利きメンバー達だけあってタイトでキレのあるテクニカル・アンサンブルが気持ちいいなぁ〜。プログレ・ファン、モダン・ポップ・ファンどちらも必聴!
STEVE HACKETT/VOYAGE OF THE ACOLYTE
ジェネシス在籍中にリリースされた75年1stソロ、初期ジェネシスの幻想的なパートだけを抽出したような珠玉のシンフォニック・ロック名作
290円(税込319円)
LOCANDA DELLE FATE/FORSE LE LUCCIOLE NON SI AMANO PIU
イタリアン・シンフォニック・ロックの頂点に君臨する名盤中の名盤、77年作
890円(税込979円)
HARMONIUM/SI ON AVAIT BESOIN D'UNE CINQUIEME SAISON
カナダはケベック州出身のシンフォ/フォーク・ロック・グループ、75年作、幽玄のメロトロンが彩る、ジャケ通りの幻想美に包まれたフォーク・タッチのシンフォ、傑作!
1,390円(税込1,529円)
アージェント『COUNTERPOINTS』から出発、プログレッシヴな感性が息づくモダン・ポップ選!
めでたく初CD化を果たしたアージェント『COUNTERPOINTS』に関連して、プログレッシヴな感性を備えたモダン・ポップをピックアップしてまいります!
7月13日はオカルト記念日♪オカルティックなジャケ大集合!
盤質: | 未開封
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
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本当は裏でくすくす笑っているでしょう。あんたら。(1 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
この2in1のCDの表紙は、「MISPLACED IDEALS」です。あまりにもおっかないデザインでしたので、無難なものに差し替えられたバージョンです。わたしは、サッド・カフェが遅まきにデビューしたとき、高性能なのは認めても、せいぜい2枚か3枚で消えていくだろうと予想しました。英国でも米国でも隙間ポップってすぐ消える印象があるんですよ。彼らはわたしの予想を裏切り80年代まで生き延びることに成功しました。ここでは「FACADES」を中心に書きます。
プログレ色はみじんもなくなり、ポップ王道を爆音で走り抜ける迫力が「FACADES」にはあります。プログレ色と言いましても、長い曲をやるぐらいの意味です。このレコードの制作には、エリック・スチュワートがあたっていて、コーラスでは彼の声が聞こえる気がします。10CCでは、ポップと気色悪いギャグが半々。サッド・カフェは、より巧妙に悪意を目いっぱい隠して善人面したメロディが9割がたを占めます。
彼らの悪人性が出ていると思うのが、どの曲も王道ポップのシミュレーションになっているところです。だってこのメンバーの経歴を調べたら、まともな流行歌をやる人たちではないでしょう。ホール&オーツばりの、白人ソウルを展開していますが、本当はR&Bをおちょっくているでしょう。あんたら。(いちおう、ファースト作にかけた高度な洒落にお気づきなされましたか。)