ノルウェーのシンフォ・グループ。09年作。キーボード、フルート、弦楽器が織りなす70年代プログレのエッセンスを中心に、ドラマティックなツイン・リードが印象的なギターやタイト&ヘヴィなリズム隊など、HR/HM的なドラマティックさを加えたスケールの大きなアンサンブルが印象的。男女ヴォーカルも聴き所で、場面によって男女ヴォーカルが歌い分け、各パートのドラマをより一層引き立てています。
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前作?(CD2枚組)が大変良かったので本作も買いました。やっぱり買って正解でした。
特に女性VOはどこかしらCORRS風で聞きやすくポップ調なんだけどメロトロン他が絡んで来るのでプログレ。
軽いシンフォニックにしないのはメタリックな歪んだギターが幅を効かし芯を入れるから。
男女VOが交互に歌い彼らならではの世界を描写する。
個人的に敬遠してるポンプ系でもネオプログレでもない。
歌詞を無視して楽しんで聞けてしまう。
又しても日本から産まれる音楽では決して違うと首を捻る。(当然だけど)
昔プログレバンド真剣にやってきたけど、今現在HR/HM&プログレバンド活動中の方々にも充分刺激を与え研究材料にもなるといった聞き方も出来る。
最近のプログレにはそれ程いいものは無いのかという私の迷いをふっきってくれた。
良い意味で裏切られたので独断と偏見で評価5。
HR/HMからROCKに入門したプログレファンにはOKです!!