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キーボード好きは一聴の価値あり!(0 拍手)
yes_90125さん レビューをすべて見る
イタリアのキーボーディストPAOLO BIANCHIのデビュー・アルバム。
ジャケットに「FEATURING TONY CARNEVALE」と記載されているとおり、TONY CARNEVALEがキーボードで参加しており、アレンジも手掛けている。
1曲はコンパクトにまとまっているが、彼のキーボードを中心にギターやリズム隊を加えたバンド形式のインスト作品で、TONY CARNEVALEが全面参加していることが影響しているのか彼のソロ作に近い印象もある。
ロック色と幻想性を併せ持つ「Aperura」、パイプオルガンのような音色のキーボードが鳴り響く「Sinfonia」、しっかりとしたリズム隊が支えるジャズ・ロック風味ある「Metropoli」など聴かせどころも多い。
そして、何と言っても真骨頂は彼のピアノ・ソロで聴かせる「Preldio E Sola」♪
全編に亘って配されているピアノはとても美しく、キーボード好きならば一聴の価値はあると思う。