AMS035R(ARS MUNDI)
ポーランド・プログレの隠れ名盤!?ASHRAやTANGERINE DREAMなどジャーマン・ロックの影響が窺えるシンセを軸に、東欧ならではの物悲しいクラシカルなエッセンスを加えたサウンドが持ち味。
ポーランドのプログレ・グループ。85年作。ASHRAやTANGERINE DREAMなどジャーマン・ロックからの影響が感じられるシンセを軸に、東欧ならではのもの悲しいクラシカルなエッセンスを加えたサウンドが持ち味。無機的な反復とクラシックの荘厳さとが描くサウンドはたいへん個性的。
カンタベリーのDNAを受け継ぐエストニアの新鋭ジャズ・ロック・バンド、緊張感あるダークな音像とカンタベリーなメロディアスさの見事な融合を聴かせる17年作!
2,390円(税込2,629円)
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クラシカル・シンセサイズド・トランス・ダンサンブル???(0 拍手)
らじおすたーの喜劇さん レビューをすべて見る
イージー・リスニングやヒーリングにはならない、ニュー・エイジ越え、ジャズ・クラシカルの仄かな芳香、プログレ接近のインストは大好物です(なにいってんだかわかんねーな)。ガイド本に紹介されてからSF風味のジャケが気にはなっておりました。
まあ「よくてHELDON、NEURONIUM 程度か?」と思ってたんですが...ちがうぞ!どっちかというと「独のPeter de Havillandと Michael Rotherの間をつなぐシンセ・クラシカル・ロック」といった感じです。豪CYBOTRONみたいな開放的な面もあれば「さすが、ポーランド!」と唸らせるクラシカルな旋律も続くし。さらにデユッセルドルフみたいな踊れちゃいそうなフレーズも飛び出す。
「シンセ・ミュージック」と偏見持たず色々な国のモノを聴いて比べれば、お国柄がそれぞれ色濃く出ておもしろいと思いますよ。
ちなみに私が聴いたなかでは英国のシンセ物がいちばんダサいと思います(Anthony Phillips の Slow Dance 以外はろくなものがないんじゃない?ファンの方失礼)。