LM240CDDG(OSKAR) 【2024年発売CD】
デジパック仕様。
ポーランドらしいメランコリーや薄暗さ、NW的エレクトロ・テイスト、妙にポップで浮遊感あるメロディ...。こ、これはまさにユニット名「STRANGE POP」を体現したような一枚だなぁ。
ポーランドの新鋭マルチ・プレイヤーMichal Dziadoszによるソロ・プロジェクト、24年作3rdアルバム。各曲のギターソロをゲスト・プレイヤーが担当する以外は全てを自身で演奏しています。前作『1979-1982』の路線を踏襲する80sニューウェーブ的なエレクトロ・テイストを盛り込みつつも、中心にあるのはポーランドらしいメランコリックで薄暗いサウンド・メイク。そこに妙にポップで浮遊感あるメロディが乗るスタイルは、いやはや何とも個性的。まさにその名の通りSTRANGE POPです。上手いとは言い難くも何だか味のあるヴォーカルも、このサウンドに無くてはならない要素に思えます。前作の時点で他にはない面白い事をやってやろうという野心が垣間見えましたが、いよいよその本領が発揮されたかのような内容と言えるでしょう。これは実力派揃いの現ポーランド・シーンでもとりわけ注目に値する存在です。
TRK PROJECT (RYSZARD KRAMARSKI PROJECT)/BOOKS THAT END IN TEARS
ポーランド・シンフォの雄MILLENIUMのkey奏者によるプロジェクト、各曲でオーウェル『1984』/ゴールディング『蠅の王』/カフカ『審判』などを題材にした21年作5th!
2,290円(税込2,519円)
英ポンプ・ロックそのものと言える華麗なサウンドを聴かせる伊シンフォ・グループ、88年1stをリレコーディングした24年作!
2,490円(税込2,739円)
『1979-1982』というタイトルどおり、80年前後のNWエッセンスも取り入れたポップな音作りに、前作を引き継ぐフロイド調のメランコリーを淡く纏わせたスタイルが何とも良いなぁ。AMAROKやMILLENIUMからのゲスト陣の好演もさすが〜。
フロイド「Breathe」を思わせる音世界に、AMAROKのMichal Wojtasがギルモア・リスペクトなソロを乗せるこの1曲目、絶品だな〜。ポーランドのフロイド憧憬マルチ・プレイヤーが、3人のギタリストをフィーチャーして作り上げた22年1st!
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