NZ出身英国育ち、Wizz JonesやDavey Grahm等とも活動を共にしたSSW/ギタリスト、73年作
1,490円(税込1,639円)
ケヴィン・エアーズ『月に撃つ』など、ブリジット・セント・ジョンが参加した作品特集。
ブリジット・セント・ジョンがボーカルで参加している、色々なアーティストのアルバムをピックアップいたします!
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 若干スレあり
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ ケースツメ跡あり
英国が誇る激渋SSW、ハーヴェストよりリリースされた70年作2nd。ちょっぴり浮遊感のあるサイケなアレンジも施しつつ、乾いたアコギのアルペジオと硬派な歌声がカッコイイなあ。
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一時期は結構入手困難だった一枚(2 拍手)
Humanflyさん レビューをすべて見る
'80-90年代のチャップマンは、レコード契約を取れなかったのかアルバムの間隔が空きがちで、散発的に出たアルバムの中でも、これは前後のそれと比べて格段に入手が難しかった記憶があります。なので、ネット上のショップやオークションで見かけると、ついお薦めしたくなってしまいます。
チャップマンのだみ声の歌唱は、明らかにボブ・ディランの影響下にある/あったのでしょうが、この人のミュージシャンとしての資質はポール・サイモンに近いと思います。フォークからスタートし、音響系へと歩を進めていくという点が共通しています。ロックにもフォークにも縁の薄いニューエイジめいたアルバムも出しているところに、そういう要素を感じますが、この一作前"Still Making Rain"でRoad To Senegalというアフリカを向こうに置いた曲なんかがあると、サイモンとの共通点や相違点も何となく見えてきます。
このアルバムでは、静かにギターをつま弾くThe Mallardが、Road to Senegalからアフリカ色を取り除いたような曲……というか、アレンジを剥ぎ取って本来の曲の骨格に戻したような印象を受けます。It Ain't Soも、ある種のファンキーさが魅力的です。
The North Will Riseは、アメリカ南部白人の常套句のパロディのようなタイトルですが、変拍子ではないものの聴いていて癖になる変則リズムで叩くドラムが印象に残ります。