SBRCD5030(SUNBEAM) 【2006年発売CD】
ボーナス・トラック6曲、デジタル・リマスター。
昔、せみま〜るさんの著作で見てから気になってた一枚。う〜ん、一聴して「オリジナル高そう〜」という雰囲気がプンプンしてきますね。
アイルランドが誇るカルト・フォークの必殺盤、73年作1st。弦楽器や声楽隊のようなコーラスによる荘厳な雰囲気の中、メール&フィーメール・ヴォーカルがメロウ・キャンドルを彷彿させるような幽玄な歌声を聴かせます。ロック的ダイナミズムもあり、ドラムが走るパートでは、ITHACAに通ずるようなサイケ・フォーク・ロックが印象的。傑作です。
BLACK CAT BONES/BARBED WIRE SANDWICH
英国出身ブルース・ロック、閉塞感が迫りくるミドルテンポ中心のアンサンブルが強烈、70年発表唯一作
2,190円(税込2,409円)
70年の唯一のアルバム、SANDY DENNYを想わせる凛としたMARIAN SEGALのヴォーカル、秋枯れのフィドル、英国叙情を醸し出す弦楽器&ハープシコードが絶妙に絡んだ美しすぎる英国フォーク
1,590円(税込1,749円)
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
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室内楽+フォーク・ロック+おとぎ話ミュージカル。(6 拍手)
あんちょびさん レビューをすべて見る
アイルランドで有名(らしい)な昔話、「リールの子供達」を題材にしたアルバム。
ハンター・マスケットに女性Voやコーラスを加えて、少しロック寄りにした印象。
曲によって中途半端にロックだったり、コーラスが少し安っぽいと少し勿体無い部分も。
(せめてコーラスをもう少しなんとか…、一歩間違うと合唱部レベル/苦笑)
コンセプト的にはこのコーラスが必要なのかもしれないけど、これはマイナス点。
コーラスがもう少し湿った宗教音楽風だったら、違った評価だったかもしれない。
個々の楽曲自体は決して悪くないので星4つ。尚、ボーナス曲には
「リールの子供達」の物語を1曲にまとめた”TV放映用音源”がある。
ちょっと変わったボーナスだが、バンドの資料として面白いものかもしれない。