FGBG4999(MUSEA)
デジパック仕様、18年リイシュー。
『太陽と戦慄』期のクリムゾン meets フランスらしい繊細でダークな幻想性。スペーシーなキーボードも個性的だし、これはマイナーながらクリムゾン・フォロワーの上位に位置する傑作!
フランス中部の都市クレルモン=フェランにて73年に結成されたプログレ・グループ、メジャーのフィリップスより77年にリリースされた唯一作。手数多く忙しなく叩きまくるドラム、よく動くベースによる強迫的なリズム隊、まるで精神病者のように変調をきたしたヘヴィなリフ、グレッグ・レイクが弾きそうなクラシカルな気品たっぷりのアコギのアルペジオともに存在感抜群のギター、そして、シュワワー、ミヨヨーンと変調したスペーシーなキーボード。クリムゾンから強い影響を受けつつも、まるで中世時代の「実感できないもの」への畏怖を音像化したような、漆黒のサウンドを描くところは、同じフランスのARACHNOIDやCARPE DIEMやPULSARに通じています。ひそひそささやくような語りも随所に配したフランスらしい沈み込むようにメランコリックでシアトリカルなヴォーカルもフランスならでは。ところどころ、『太陽と戦慄』期クリムゾンそのままと言えるリズム&ギターが出てきますが、キーボードは変わらずスペーシーで、その妙だけど愛すべき組み合わせにニンマリ。リリース後にマネージャーが交代するなどで充分にプロモーションされなかったようで売れなかったようですが、きちんとプロモーションされていれば、ARACHNOIDに比肩するぐらいに評価されていたことでしょう。フレンチ・ロックの秘宝です。
『TUBULAR BELLS』のプロデュースでも知られるイギリスのマルチミュージシャン、ジャケットのイメージ通りの幻想的で英国然としたサウンドを聴かせる77年ソロ作
690円(税込759円)
76年発表、イタリアン・ロック随一のメロトロン名盤にして素朴な歌心にも溢れる珠玉のイタリアン・シンフォ
フレンチ・プログレ代表格、79年発表の最高傑作
71年作、ジャパニーズ・ロック黎明期に録音されたプログレッシヴなスーパー・セッション・アルバム!
ヴァイオリンやフルートをフィーチャーした「スペインのクリムゾン」とも云われるヘヴィ・プログレ・グループ、78年リリースの1st
73年発表、ギリシアのみならずユーロ・ロック屈指と言って過言ではない!アヴァンギャルドかつ気品に満ちた傑作
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