イタリアン・プログレ・グループ、73年に発表した2ndアルバム。オルガンが叙情的な響きを聴かせる穏やかなパートと、スリリングなドラムが印象的なハードなパートを対比させたプログレッシヴなアンサンブルが特徴のグループ。どちらのパートでも一貫しているのは哀愁漂うメロディーで、つい口ずさんでしまう魅力に溢れています。時にパイプ・オルガンを大胆に用い、クラシカルな展開も聴かせます。名盤と呼ぶには派手さにかけますが、たいへん優れた作品です。ファンタスティックなジャケットだったら、もっともっと評価された作品でしょう。
イタリアン・ヘヴィ・シンフォニック・ロックを代表する衝撃作、73年リリース
オザンナの中心メンバーDanilo RusticiとElio DAnnaがオザンナ分裂期に結成したグループ、74年作
イタリアン・シンフォ、74年作、PFMに通ずるリリシズムとダイナミズムを備えた名作
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